2018年7月14日土曜日

思ってたんと違う

2012年7月、オーディション番組「Xファクター」から華々しく5人のガールズグループが誕生した。

全ての男性の性的欲求の源とも言える、「太もも」に焦点を当てた画期的なグループは、瞬く間に全米を席巻したのである。


上の画像を見てもらうとわかる通り、結構的な太い太ももを特徴としたグループである。男性を中心に人気を集め、2014年にはMTV最優秀新人アーティストを受賞した。
「Work from Home」「BOSS」ではその魅力を存分に楽しめるのでぜひyoutubeでご覧になっていただきたい。


彼女たちは皆、自分たちの魅力である太ももを最大限アピールした。そしてそれは成功した。彼女達は、アメリカンドリームを掴み、さらなる高みへ目指すはずだった。

一人、愚か者がいた。カミラ・カベロだ。上の画像の一番左のメキシカン美女であるが、彼女だけは、「私、歌で食べていきたいの」と言った。これが確かに上手い。
だが、話が違う。全然違う。「太ももで売れるべく努力し、太ももで栄光をつかんだ」グループだったはず。


メンバーは思った、「え、なんやこいつ...思ってたんと違うぞ...」
そして、カミラは独立。活動は続いているものの、かつての勢いは今の所感じられない。


しかし私は思う。思ってたんと違うけど、これは良かったのではないだろうか。
よく画像を見て欲しい。カミラだけ足がそこまで太くない。
いや、むしろ細く見えてきた。
うん、これはむしろ積極的に脱退させるべきだった。


投資にも同じことが言える。
自分の思い描いていたポートフォリオに異物が混入していて、例えばそいつが高収益だったとする。しかし、それは異物でしかない。早く脱退させて利確するのだ。

物語にいない投資先は、取り除く。
私も先日までダラダラ続けていた投信を全て解約してキャッシュにした。収益を上げていたにも関わらずだ。私の物語にとって、不必要だった。
これで、ゴールドとキャッシュの理想的なポートフォリオになった。


と言うことで、私は引き続きフィフス・ハーモニーのファンです。

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