2018年7月13日金曜日

たどりついた究極レシピ

「家庭料理で大切なのは、月並みですが身近な材料で手がかからず、毎日食べても飽きない美味しさであること」

この言葉を残された河村みち子先生は慶應大学を卒業後、料理教室を転々としながら己の料理の腕を極めて行った。



世の中には答えがある物の方が少ない。答えがあるものでも、それは誰かが解釈するかによって答えが変わる。

料理はまさにそうで、答えがない。答えがないので、自分で答えを設定するしかない。その答えにハマった人が、その料理人を評価するのである。



私も先日、ジムで汗を流していて答えのない問いに直面してしまった。

「より鍛えれば、より美人と触れ合える可能性が高くなる。しかし、その美人は鍛えた私を好むだろうか。 今まさに足の指が壊死しそうな巨漢男性が好みかもしれない。 美女の本当の好みなど、誰も知る由がない...」

美女は基本的に世間体を気にしている。鍵付きインスタやツイッターで、とにかく謙虚に自慢することが生きがいなのだ。そう言う女性たちにとって、私は格好の餌だ。いっぱしの正社員で、若い上に鍛えた肉体。おまけに巨根である。


そう、私は彼女達のコンテンツなのである。彼女達は、外銀・コンサル・医者・パイロット、もしくはメーカー社員とイチャイチャしていることをコンテンツとして仲間内に自慢する。 そう、それで幸せなのだ。


薄い幸せだ。本当は原宿系ヒョロガリがタイプかもしれない。本当は三茶系バンドマンがタイプかもしれない。否、もしくは痛風に苦しむ巨漢が可愛くて仕方がないのかもしれない。でも、日本のプライドの高い女性たちはそれを認めることができないのである。


改めて問う。このまま鍛え続けていいのだろうか。
改めて、河村みち子先生の言葉を思い出したい。

「家庭料理で大切なのは、月並みですが身近な材料で手がかからず、毎日食べても飽きない美味しさであること」


私はゴールドを持っています。

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