2018年7月15日日曜日

マーフィーの法則

"If anything can be wrong, it will"

19世紀を生きたアイルランドの宗教家、ジョセフ・マーフィーは、潜在意識の持つ無限の可能性に目を向けていた。

彼は少年時代に悪性腫瘍を患った。当時は抗がん剤もなければ外科手術のレベルも低かったわけで、絶望の淵に立たされていた。
しかし、当時勃興していた暗示療法を試すことで、完治したと言う。これが、彼が潜在意識に夢中になったきっかけであった。

なるほど、今では潜在意識による科学的考察も進んでいる。意識的にでも笑顔を作ったり、ポジティブシンキングを心がけることで、免疫細胞が活発化すること等耳にしたこともあるだろう。



その逆、ネガティブ・シンキングも同じである。
物事をネガティブに捉えると、不思議とネガティブに作用する。
いや、ネガティブに作用する気がするのだ。

"If anything can be wrong, it will"
「失敗する可能性のあるものは、失敗する」



先日、少し奮発して高級な大人のおもちゃを買った。
1万2千円だ。

これを高いと思うか安いと思うかは読者の勝手だが、私の中では高い。


この高級な玩具は、振動を4段階に分けることができる。
バイブレーションを動作させているのは、通常、偏重心の先端を伴うモーターである。

(猫がHDD用の精密モーターを転用したのではないかと妄想している)NIDEC製のブラシレスモーターである。丁重に扱いたくなる気持ちをわかっていただきたい。

当然、大人の玩具である以上、女性からの噴水に備えIPx6並みの防水機能を備えているはずだ。だが、高級品であるため、丁重に扱いたくなる。


「壊れたらどうしよう...」
私は頭がいっぱいだった。しかし、実戦で投入しないわけにはいかない。
パートナーに挿入する。

モード「弱」

...NTN製(と猫が妄想している)の超精密なベアリングにより、一定感覚のさざ波のような振動音が辺りを包む。これが日本の工業力を集結した大人の玩具か...


モード「中」

...急に唸りを上げ穴をえぐる大人の玩具。私は驚いてスイッチをオフにした。
壊すわけにはいかないのだ。日本の精密な工業力を具現化したプロダクトを乱暴に扱うわけにはいかない。
私は静かに引き抜き、伝統の中指と薬指に切り替えたのである。




失敗だった。
浅はかだったのだ。
それはそうだ、女性からすると「え、なんでmaxにせんの?」である。
私は意味不明な言い訳をした。

お互いに気まずい空気が流れ、機械的に行為を終わらせてしまった。


これが、現代のマーフィーの法則である。

2018年7月14日土曜日

思ってたんと違う

2012年7月、オーディション番組「Xファクター」から華々しく5人のガールズグループが誕生した。

全ての男性の性的欲求の源とも言える、「太もも」に焦点を当てた画期的なグループは、瞬く間に全米を席巻したのである。


上の画像を見てもらうとわかる通り、結構的な太い太ももを特徴としたグループである。男性を中心に人気を集め、2014年にはMTV最優秀新人アーティストを受賞した。
「Work from Home」「BOSS」ではその魅力を存分に楽しめるのでぜひyoutubeでご覧になっていただきたい。


彼女たちは皆、自分たちの魅力である太ももを最大限アピールした。そしてそれは成功した。彼女達は、アメリカンドリームを掴み、さらなる高みへ目指すはずだった。

一人、愚か者がいた。カミラ・カベロだ。上の画像の一番左のメキシカン美女であるが、彼女だけは、「私、歌で食べていきたいの」と言った。これが確かに上手い。
だが、話が違う。全然違う。「太ももで売れるべく努力し、太ももで栄光をつかんだ」グループだったはず。


メンバーは思った、「え、なんやこいつ...思ってたんと違うぞ...」
そして、カミラは独立。活動は続いているものの、かつての勢いは今の所感じられない。


しかし私は思う。思ってたんと違うけど、これは良かったのではないだろうか。
よく画像を見て欲しい。カミラだけ足がそこまで太くない。
いや、むしろ細く見えてきた。
うん、これはむしろ積極的に脱退させるべきだった。


投資にも同じことが言える。
自分の思い描いていたポートフォリオに異物が混入していて、例えばそいつが高収益だったとする。しかし、それは異物でしかない。早く脱退させて利確するのだ。

物語にいない投資先は、取り除く。
私も先日までダラダラ続けていた投信を全て解約してキャッシュにした。収益を上げていたにも関わらずだ。私の物語にとって、不必要だった。
これで、ゴールドとキャッシュの理想的なポートフォリオになった。


と言うことで、私は引き続きフィフス・ハーモニーのファンです。

2018年7月13日金曜日

たどりついた究極レシピ

「家庭料理で大切なのは、月並みですが身近な材料で手がかからず、毎日食べても飽きない美味しさであること」

この言葉を残された河村みち子先生は慶應大学を卒業後、料理教室を転々としながら己の料理の腕を極めて行った。



世の中には答えがある物の方が少ない。答えがあるものでも、それは誰かが解釈するかによって答えが変わる。

料理はまさにそうで、答えがない。答えがないので、自分で答えを設定するしかない。その答えにハマった人が、その料理人を評価するのである。



私も先日、ジムで汗を流していて答えのない問いに直面してしまった。

「より鍛えれば、より美人と触れ合える可能性が高くなる。しかし、その美人は鍛えた私を好むだろうか。 今まさに足の指が壊死しそうな巨漢男性が好みかもしれない。 美女の本当の好みなど、誰も知る由がない...」

美女は基本的に世間体を気にしている。鍵付きインスタやツイッターで、とにかく謙虚に自慢することが生きがいなのだ。そう言う女性たちにとって、私は格好の餌だ。いっぱしの正社員で、若い上に鍛えた肉体。おまけに巨根である。


そう、私は彼女達のコンテンツなのである。彼女達は、外銀・コンサル・医者・パイロット、もしくはメーカー社員とイチャイチャしていることをコンテンツとして仲間内に自慢する。 そう、それで幸せなのだ。


薄い幸せだ。本当は原宿系ヒョロガリがタイプかもしれない。本当は三茶系バンドマンがタイプかもしれない。否、もしくは痛風に苦しむ巨漢が可愛くて仕方がないのかもしれない。でも、日本のプライドの高い女性たちはそれを認めることができないのである。


改めて問う。このまま鍛え続けていいのだろうか。
改めて、河村みち子先生の言葉を思い出したい。

「家庭料理で大切なのは、月並みですが身近な材料で手がかからず、毎日食べても飽きない美味しさであること」


私はゴールドを持っています。

2018年7月12日木曜日

ロジカルとは

決して相手を論破する手段ではない。
ロジカルとは、論理的...であり、説得の手段である。



ただ、その前に相手がロジカルに説得できるかどうかを見極める必要がある。

相手が感情的だったり攻撃的な場合、また刹那的な状況下ではロジカルな説得は意味をなさない。それどころか状況を悪化させる。


例えば、帰宅途中の女性に声をかけ、何とか食事に連れていきたいと考える。
何とか足止めに成功し、これからご飯へ、と声をかけると9割5分お断りの申し出があるはずだ。


「...(無言で去る)」
「嫌です。」
「この後予定があるんです。」
「いや、彼氏いるんで...」
「うーん、興味ないかな...」
「お兄さん面白いけどバイバイ。」
「もうご飯食べました」
「行っても良いけど友達呼んで良い?」
「私プロ(夜のお店勤務)だけど本気?」
「彼氏呼ぶよ?」



人それぞれ、断りの文句はある。
そして、それにロジカルに答えるとまず間違いなく何も望めない。




「...(無言で去る)」
 →「さっきまで普通に話してたのに急に無言なのは何で?」 
理由はねぇよ。キモいからありがとうございますって言って去れ。


「嫌です。」
 →「嫌な理由を教えてもらえますか?」
何で喧嘩腰やねん。


「この後予定があるんです。」
 →「どのような予定ですか?優先度高めですか?」 
多分大した予定なんてないよ。


「いや、彼氏いるんで...」
 →「彼氏がいると男性と食事できないと言う状況は世界的に見ると異端らしいですよ。」 
ここ日本だからね。


「うーん、興味ないかな...」
 →「どう言う所なら興味アリマスカ?」 
何で女の子が考えなあかんねん。


「お兄さん面白いけどバイバイ。」
 →「面白いなら一緒にご飯行きましょう」 
多分面白くないんだよ。


「もうご飯食べました」
 →「もうご飯食べました???」 
この返しきたら大抵どう返してもイケるやろうに...


「行っても良いけど友達呼んで良い?」
 →「うん、良いですよ!!何人来ますか?」 
何で積極的にアウェイにするんや!!!


「私プロ(夜のお店勤務)だけど...?」
 →「どう言う業種ですか?」 
諦めようよ


「彼氏呼ぶよ?」
 →「なぜですか?」 
ぶん殴ってもらうためだよ?


ナンパは仕事とは違う。ロジカルが通用する場所ではない。
相手がいかに気持ちよくなるか。どれだけ褒められるか、どれだけ面白くできるか。そして、「私は別に興味ないけど、しょうがないから...」と罪悪感を抱かせないようにするかである。


理詰めは負ける。断言しよう。
ナンパと言う名の戦場では、「何としてもファックする」と言う最終目的のためにあらゆる作戦が立てられあらゆる手段が取られる。


さて、投資の世界はどうだろう。
ロジカルにモノが運ぶだろうか?

「資産を殖やす」と言う最終目的を果たすために、私はその時々に応じた作戦、手段を持とうと思う。


私はゴールドに投資しています。

2018年7月11日水曜日

“バラ色の回顧” 現象

小学校のとき、遊んでばかりいたなぁ。
中学校のとき、悪ふざけばかりしていたなぁ。
高校生のとき、高校の非常階段でエッチばっかりしていたなぁ。
大学生のとき、合コンばっかりしていたなぁ。
新入社員の時、風俗ばかり行っていたなぁ。


これらは、通称「バラ色の回顧」と呼ばれる現象である。
過去の苦い思い出、辛い思い出が消え去り、幸せな思い出ばかりが残る。
実際、そんなことはないのだ。

小学生のとき、きっと勉強も頑張っていた。
中学生のとき、悪ふざけが過ぎて担任に〆られていた。
高校生のとき、非常階段のコンドームが見つかり全校集会が開かれて焦っていた。
大学生のとき、合コンで出会った女の子にお金を巻き上げられた。
新入社員の時、風俗で性病を感染された。


いい思い出の裏には、辛い思い出もあるのだ。
だが、人間の防衛本能が出動した結果、悪い思い出は浄化されいい思い出が強く輝く。



先日、セフレと休憩をした。
行為が終わると、私は「うん」か「まぁ」と言う相槌だけ適当にしながら、すぐに家に帰る。

女性からしたら、最低な男だと思うだろう。
男性諸君は私の気持ちがよくわかるだろう。

当然、しばらく連絡は来ない。
だが3週間、一ヶ月経つとどうだろう。

「今週、時間取れない?」


そう、そのセフレの女性にバラ色の回顧現象が生じたのだ。
行為が終わった後の冷たいレバネコは「何かの間違いだった」と記憶から消え去り、もしくは良いように捉える。
そして、巨根と快感の記憶だけが残る。

また二人は愛し合い、女は冷酷に扱われ、再び男を求める...


これは株式市場にも言えるのではないだろうか。


強気相場は(愛憎劇は)
悲観の中で生まれ(絶対もう会わない)
懐疑の中で育ち(あの冷徹な態度は本気だったのかな・・・)
楽観の中で成熟し(少しだけなら・・・会ってみようかな・・・?)
幸福感の中で消えていく(やっぱり気持ちイィぃぃ!!→え?またすぐに居なくなるの?)


ファックラック

2018年7月10日火曜日

プロ倫

プロ倫

プロ不倫ではないよ。




マックスヴェーバー著「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の略称であり、おそらく経済学部を出身の読者の方は「プロ倫」でお馴染みなあの有名な著書だ。

私も経済学部ではないが、大学時代プロ倫を読んでいた。


掻い摘んで言うと、資本主義はキリスト教の一派の教義である「予定説」に従い生まれ育って来た。予定説とは、人は生まれながらにして救われるかどうかが決まっており、現世での労働や禁欲等、自分を律することがその証明となる...と言う教義である。(間違ってたらごめん。当時はそう解釈した。)

「何か行えば、行いさえすれば救われる」と言うものではなく、「答えは死ぬまでわからないが、自分を律することが私はできている...つまり救われる...」と考える。
つまり、自分を自分で査定し、まさに律する必要がある教義なのだ。

周りからどう見えるかは関係ない。評価行為も評価基準も自分で決めることになる。これは、他の教義とは一線を画す。本当の意味で、自分を律する必要がある。


禁欲を行うことで、あらゆる世俗的な魅力から遠ざかることになる。ひたすら労働し、女を買うことをやめ、酒をやめ、ギャンブルをやめた。するとどんどん資産が増える。この資産は卑しいものなのか?いや違う、禁欲の果てに生まれた財産だ。神は許す。


こうして、資産が形成されていった。


今はどうだろう。労働による資本形成が、莫大な富をもたらすだろうか?
予定説に基づく資本主義であろうか?

答えは否だ。資本はそれ自身が膨張していく。資本再投資をへて、まるで雪だるまのように。あらゆる労働者の人的資本を吸収しながら。
資本主義を盲目に信じる人は、それができた背景、崇高な理念から大きくかけ離れた現状を理解していない。



君は本当に資本家になりたいのか?
それには覚悟が必要だ。自分が他人様の人的資本を吸い取りながら、一方では心優しい姿を見せる面の皮の厚さが必要だ。

もう一度聞く。君は本当に資本家になりたいのか?
覚悟ができたら、さぁ、ゴールドへ飛び込め!

2018年7月9日月曜日

ケツアゴ界の重鎮




世界の美女たちが少なからず持っている要素がある。
それは、ケツアゴだ。

日本だとローラ、平愛梨あたりがこれに該当するだろう。


だが、これをはるかに凌駕するケツアゴ界の重鎮がいる。

世界の歌姫、Adeleだ。彼女は幼い頃からケツアゴを持ち、故に幼い頃から美女だった。また、ケツアゴが声帯と共振することで凄まじい歌唱力を手に入れた。


ケツアゴになるために顎にヒアルロンを入れたり人口軟骨を静置するなどの美容整形をする若者も増えてきているが、やはり偽物は偽物。私なら一瞬で見抜く。

そう、天然のケツアゴには全く歯が立たないのだ。


これは投資にも言える。
人から教えてもらった、そして中途半端にこねくり回したポートフォリオは、クソの役にも立たない。

自分の頭で考えた投資法。ナチュラルな投資法。これこそが大切なのだ。


なぜなら、ヒアルロンはそのうち体内に吸収されるし、人口軟骨はズレる。
自分の頭で組み立てたストーリーに裏付けされた投資法じゃないと、考え方がぐらつくのだ。



私はゴールドに投資しています。
アデルのケツアゴに小さいショーツを履かせる夢を見ながら。

マーフィーの法則

"If anything can be wrong, it will" 19世紀を生きたアイルランドの宗教家、ジョセフ・マーフィーは、潜在意識の持つ無限の可能性に目を向けていた。 彼は少年時代に悪性腫瘍を患った。当時は抗がん剤もなければ外科手術...