2018年7月11日水曜日

“バラ色の回顧” 現象

小学校のとき、遊んでばかりいたなぁ。
中学校のとき、悪ふざけばかりしていたなぁ。
高校生のとき、高校の非常階段でエッチばっかりしていたなぁ。
大学生のとき、合コンばっかりしていたなぁ。
新入社員の時、風俗ばかり行っていたなぁ。


これらは、通称「バラ色の回顧」と呼ばれる現象である。
過去の苦い思い出、辛い思い出が消え去り、幸せな思い出ばかりが残る。
実際、そんなことはないのだ。

小学生のとき、きっと勉強も頑張っていた。
中学生のとき、悪ふざけが過ぎて担任に〆られていた。
高校生のとき、非常階段のコンドームが見つかり全校集会が開かれて焦っていた。
大学生のとき、合コンで出会った女の子にお金を巻き上げられた。
新入社員の時、風俗で性病を感染された。


いい思い出の裏には、辛い思い出もあるのだ。
だが、人間の防衛本能が出動した結果、悪い思い出は浄化されいい思い出が強く輝く。



先日、セフレと休憩をした。
行為が終わると、私は「うん」か「まぁ」と言う相槌だけ適当にしながら、すぐに家に帰る。

女性からしたら、最低な男だと思うだろう。
男性諸君は私の気持ちがよくわかるだろう。

当然、しばらく連絡は来ない。
だが3週間、一ヶ月経つとどうだろう。

「今週、時間取れない?」


そう、そのセフレの女性にバラ色の回顧現象が生じたのだ。
行為が終わった後の冷たいレバネコは「何かの間違いだった」と記憶から消え去り、もしくは良いように捉える。
そして、巨根と快感の記憶だけが残る。

また二人は愛し合い、女は冷酷に扱われ、再び男を求める...


これは株式市場にも言えるのではないだろうか。


強気相場は(愛憎劇は)
悲観の中で生まれ(絶対もう会わない)
懐疑の中で育ち(あの冷徹な態度は本気だったのかな・・・)
楽観の中で成熟し(少しだけなら・・・会ってみようかな・・・?)
幸福感の中で消えていく(やっぱり気持ちイィぃぃ!!→え?またすぐに居なくなるの?)


ファックラック

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